【oasis】オアシスは3枚目以降退屈説は本当なのか再検証する。
アナタはoasisというバンドを覚えていますか?
1991年に結成され2009年まで活動していたイギリスのロックバンド。
ビートルズの影響を隠すこともなく
大胆な演奏と美メロを繰り出し、
最初の2枚のアルバムで一気にスターダムにのし上がりました。
ただ、
彼らのオリジナルアルバムは全部で7枚あり、
3枚目のアルバム以降は「駄作」というのが通説となっています。
今回はその、
3rdAlbum「Be Here Now」から
7thAlubum「Dig Out Your Soul」までを再聴し、
「oasisは3枚目以降退屈説は本当なのか?」を検証してみたいと思います。
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3rd「Be Here Now」(1997年)
私の個人的評価 3/5 点
以前にあったようなやんちゃ感はなりを潜めたまま、それでも以前と同様の曲調を演奏しようとした結果、退屈な作品になってしまった印象。
これより少し前にリリースされたRadiohead「Ok Computer」がじわじわとシーン全体を席巻していく中で、
何も新しい事をやっていない(やったとしてもうまくハマっていない)感が浮き彫りになってしまったかもしれません。
4th 「Standing On The Shoulder Of Giants」(2000年)
私の個人的評価 3.5/5点
メンバーの脱退もあり、ほとんどギャラガー兄弟だけで作られた作品。
シンプルな曲がならびソングライティングもよくまとまっていると思います。
「Little James」で初めてリアムの作曲を聴くことが出来ます。これもなかなかいい曲です。
5th 「Heathen Chemistry」(2002年)
私の個人的評価 3.1/5点
元RIDEのアンディ・ベルなど新しいメンバーを加えての一枚目。
演奏やソングライティングは安定したけど、何かがないという印象です。
その「何か」とは?
答えは次のアルバムで明らかになります。
前作に引き続きリアム作曲の「Songbird」が素晴らしいです。この一曲のために買ってもいいくらいの作品。
Oasis - Songbird (Official Video)
6th 「Don't Believe The Truth」(2005年)
私の個人的評価 4.5/5点
まだこの後にもう一枚控えていますが、
先に超主観的に断言してしまいます。
3枚目以降の最高傑作はこのアルバムで間違いないでしょう。
2ndまでにはなかったソングライティングの成熟と、
向上した演奏能力。
また、
これまで欠けていた
「イラ立ち」という要素。
それはもう一曲目から、
彼らが現状に満足などしていないことが伝わってきますし、
「LYLA」のような曲はoasisにしか演奏できないでしょう。
ロックンロールへの敬意も感じ取れる卓越した傑作。
僕は彼らの全キャリアの中で一番好きですね。
7th 「Dig Out Your Soul」(2008年)
私の個人的評価 3.5/5点
oasisのラストアルバム。
悪くないです。前半はかっこいい。
ただ全体的に曲の特長がない曲もおおくあり、
後半に進むにつれて退屈に。。。
Oasis - Bag It Up悪くない。むしろ良い。。
サウンドスタイルとしてはファンクよりというか、ダンサブル。
横ノリが楽しい作品です。
このあたりの作風は現在のノエルのソロにつながる部分があるかもしれません。
Noel Gallagher’s High Flying Birds - This Is The Place (Official Video)
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以上です。いかがでしたでしょうか。
僕自身久しぶりに彼らのキャリアを振り返ってみて
やはり類まれな才能を持ったバンドであったことを再確認しましたし、
最後の作品までそれは続いていたのだなと思いました。
皆さんもまた聴いてみてはいかがでしょうか。
時代の潮流からひき離されると
新たな魅力が姿を現すかもしれません。
(了)